
会社名 | ノガワケミカル株式会社 |
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住所 | 東京都中央区日本橋小伝馬町15番15号 |
電話番号 | 03-3662-8991 |
ノガワケミカルは、60年以上にわたり接着剤やシーリング材、粘着剤などの分野で技術を磨き続け、独自の製造・開発体制を通じて多様なニーズに応えてきました。柔軟な対応力と信頼性の高さから、国内外の幅広い業界から厚い支持を得ています。この記事では、ノガワケミカルの強みや特徴について詳しく紹介します。
接着剤技術で幅広い産業を支える専門メーカー
ノガワケミカルは、1952年の創業以来、接着剤分野における技術力を背景に、さまざまな産業分野を支えてきた専門メーカーです。日本における工業用高性能接着剤の先駆者として、半世紀以上にわたり多様な製品の開発に力を注いできました。「不可能を可能に!」をスローガンに掲げ、これまで接着がむずかしいとされてきた素材にも取り組むなど、現場のニーズに即した製品を生み出し続けています。
1,000種を超える製品を開発
ノガワケミカルが開発・製造している接着剤・シーリング材の製品数は1,000種を超え、自動車、鉄道車両、電子機器など、あらゆる分野で活用されています。さらに、ユーザーの求める性能や使用条件に応じて、製品設計から加工方法の提案にいたるまで、技術的なサポートを一貫して実施できることも強みです。
用途や目的に合わせて接着剤をカスタマイズできる柔軟性があり、特注品や試作段階での受託加工・受託製造ができる体制を整えています。
最新技術で切り拓く未来の接着ソリューション
ノガワケミカルは最先端の接着剤技術と高い専門性を背景に、自動車・鉄道車両・電子分野といった幅広い産業分野で、革新的なソリューションを提供する会社です。自動車分野
ノガワケミカルは、車体の軽量化やデザイン性、居住性の向上といったトレンドに応じて、接着性や作業性、安全性など、現場が求める性能に適応した製品を開発してきました。中でも主力製品「ダイアボンド」は、国産のほぼすべての車種で採用されており、セダン、バン、ワゴン、大型車両、特殊車両といった多種多様なモデルの内装材に利用されています。また、プラスチック成型品、レザー、発泡体、金属など、多様な素材に対応できる、高い柔軟性が魅力です。
鉄道分野
日本の新幹線、高速列車はもちろん、ニューヨークやシンガポールの地下鉄、さらには過酷な気候条件が求められるアフリカや中南米の鉄道車両にいたるまで、ダイアボンドは世界中で活躍しています。とくに、床・屋根・シート・内装などへの使用実績が豊富で、耐久性・気密性・水密性などの厳しい性能要求をクリアしてきました。また、鉄道車両に使われるシーリング材は、15年以上の耐久性を持つ製品が供給されています。
電気・電子分野
AV機器やOA機器、家電、重電機器など、私たちの生活を支える数多くの機器にノガワケミカルの製品が用いられています。精密な構造をもつ電子部品には、耐熱性・耐電食性・絶縁性を備えた高性能接着剤が必要不可欠です。ノガワケミカルでは、100℃を超える高温環境下でも長時間性能を維持できる製品を開発しています。
環境と安全に配慮した製造体制で高品質な受託加工を実現
ノガワケミカルは、環境保全と安全性を重視しながら、高品質な製品を安定的に提供する製造体制を確立しています。各種ISO認証を取得
国際的な認証であるISO14001、ISO9001、ISO45001を全社的に取得し、持続可能かつ信頼性の高い企業運営を実施しています。これにより、製品開発から製造、出荷までの工程において環境負荷を削減しつつ、安全性と品質を両立しています。高品質な受託加工を実現
製造面では、多様な製品形態に対応する高度な加工技術を有しています。たとえば、溶剤形接着剤の製造においては、異なる樹脂同士のブレンドや、不純物の混入を防ぐ高精度なろ過も可能です。これにより、均質性の高い高品質な製品を安定的に供給できます。また、高粘度のシーリング材やパテ状接着剤の製造では、独自の混練り技術を活かし、エマルジョンやラテックスといった複数の材料を適切に配合する技術にすぐれています。
また、化学反応をともなう製造にも対応しており、グラフト重合やエポキシ樹脂の高機能ブレンドなど、専門性の高い加工にも柔軟に対応可能です。